想定外とは言わせない

 原発事故の危険性は60年代後半からずっと言われ続け、その恐ろしさはチェルノブイリで実証済みだ。しかし日本政府はそれ以上に恐ろしい結果になる可能性を持つプルサーマルを推進して来た。それもクリーンエネルギーという美名で。何が危険か言うこともおぞましい。この時点でももはや消えることの無い高レベルの放射能が放出されているかもしれない。もうこれ以上の事にならないで欲しい。原爆より恐ろしい結果は知りたくない。

原発に頼るということは、このような恐怖を常時持って生活するということを意味することを我々は覚悟しなければならない。永遠に無くならない高濃度放射能を増産して行き、未来の子どもたちへの、行政から、もの言わぬ私たちからの最悪のプレゼントということになる。自分自身をも含めてもの言わぬということは大きな罪を背負うことになる。想定外で済まそうとしてはいけない。