原発列島維持を認める?

 「災害は自己責任」とのたもうたのは石原都知事。しかし原発事故での災害は何を言おうが明確な加害者が居る。

 原発数は何と稼働中54基、計画中が14基、その内14基にプルサーマルを計画中だという。まさに原発列島。

 先日述べた伊方原発はもはやプルサーマルを稼働していた!ショック。

一昨日我が地区の総代会で、東南海地震が起きた時の岡山県制作のシュミレーションDVを見た。津波の想定は3m、しかし、高知などの津波被害は比べなくもないだろう。僕が心配している伊方原発は、もろに数メートルの津波に襲われるように作ってある!突き出た半島の真ん中でに、さあ私を押し倒して行ってくださいというような場所である。そこでのプルサーマルである。

 原発はどのように維持されているのか?稼働していると、ときどき何らかのトラブルが有るらしい。かつて原発ジプシーと呼ばれる人たちの存在がかすかに報道される事が有ったが、今ではすっかり忘れられてしまっている。 そしてそこで彼らは、最も危険な場所である炉の心臓部の掃除をしたり、漏れた放射能等の掃除をする。生活困窮者などから駆り集められた人たちである。心臓部の掃除をやらせる。多分今もそうであるだろう。我々はそのような人々の犠牲の上に「安全神話」を信じ優雅な生活を楽しんでる。そういう意味では何か事ある時も「自己責任」であると言われるのもあながち間違ってはいないのかもしれない。

 

 今回の事故の収拾とはどうなることなのか?どうなれば収拾という事になるのか?最悪の事態とはどのようになることなのか?またその結果どんな影響がどこまで広がるのか。何も明らかにされていない。これでは「自己責任」も取りようがない。