犬塚勉作品展

 選挙も、日本を戦争ができる国にしたいという政党党首がはりきり、40%の得票で80%の議席を占めるというような茶番な結果になったので、ばかばかしくなり、生活健康全ても上手くいかないのでブログを書く気にもなれず2ヶ月ぶりのブログと相成りますが、やっと何とか頑張らねばという気になったのは、今日懸案事項であった三好の小由女美術館にやっと行って来られたからです。僕と同年生まれで、わずか38歳という若さで亡くなった犬塚勉さんの作品展です。38歳というと、僕は馬鹿ばっかりしていた頃です。今から考えると全く馬鹿な人生を送ってきたなあと思いながら、犬塚さんの20年ぐらいの間の画業に頭が下がり、自らの取り返せない人生を嘆きながらも、何とかしなければと言うあせりばかりで何ともしがたい自分に腹が立っています。でも何とか頑張らねば。

 犬塚さんは様々なスタイルを試みながら、亡くなる5-6年前からスタイルは自然を克明に描く写実に変わっています。最初は油絵だと思っていましたが、アクリル画でした。アクリル画はどうしても色が痩せて深みが無いと思っていましたが、認識を改めました。人間性の深みが作品に反映するのでしょうか。

 最近に無い感動を味わい、僕も少しでも良い作品を描きたいと思いながら帰ってきました。

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