思い込みということがいかに恥ずかしいことなのかが今回よく分かった。
自分で勝手に思い描いて、誰でも同じ様に感じ取ってくれるものだと思い込んだ結果の恥ずかしい作品だった。題名はFirstStep
家族の愛にくるまれて成長することの喜びを全身で感じながら、初めて穿いたくつで、戸惑いながらも初めての世界への素敵な歩みの1歩、そして今、就職が決まり、本格的に歩んでいくことの不安感のなかで、過去の自分からの自立を思う気持ちを描きたかったのだが、第3者からの作品への疑問で、意図が全く伝わらない絵であったことがよく分かった。展示に不満があったが、恥ずかしく納得した。
技術的な問題は未だ未熟とは言えかなり勉強できたと思っているが、作品の意図を十分に伝えるための構成や客観性を、全く考慮しなかったとは言わないが、思い込みによる手抜きや推敲不足を反省せざるを得ない。恥をさらすことで、成長したいと気持ちを新たにした。次回展示の機会があるときは、少しでも意図が伝わる題名に変えたい。
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